CC PS 413の効果
CC PS 413
- 配管内の汚染拡散を軽減
- 低圧注入により配管内で液体から個体へ
- 汚染施設において配管システムを安定化
CC PS 413は配管内の汚染を安定させ、サイズの縮小作業時(切断や入れ替え)の汚染拡散を軽減します。
CC PS 413は、複雑に入り組んだ配管構造にも対応できるよう設計されており、今日まで高レベルのプルトニウムやウランによる汚染施設において配管システムを安定させるために採用されてきました。
CC PS 413は、樹脂と硬化剤から構成される2成分形ウレタン樹脂です。汚染された配管システムにポンプで流し込みます。通常、注入には高圧注入が必要ですが、PS 413は粘性が低く水のように流れるので、低圧注入で配管の隅々まで行き渡ります。CC PS 413はウレタン樹脂で濃い青色をしおり、徐々に配管内で硬化し、固体に変わってきます。
配管に液体の汚泥が詰まっている場合は、ウレタン樹脂が排出部まで汚泥を押し出して回収します。
排出部が適切に設置されている場合は、充填されたウレタン配管に100%完全に樹脂が入るため、排出部に濃い青色の樹脂が見えます。